ランディングページ(LP)の費用相場は?料金事例や費用内訳まで徹底解説!
ランディングページの制作を検討している方の中には
「ランディングページ制作の費用相場がイマイチわかりにくい」
「複数社見積もりをとったけど料金がバラバラ、どうやって選べばいいのかわからない」
「希望のランディングページがおよそいくらくらいで作れるのか、事前に知っておきたい」
と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
それもそのはず、多くの制作会社ではランディングページ制作の料金表を公開していません。料金表を公開しているのは、格安をうたっている制作会社がほとんどのため、皆さんが抱いているランディングページ制作の費用感と、実際にかかる費用には大きな差があるのが事実です。
そこで今回はランディングページ(LP)制作の費用相場・料金体系をまとめ、徹底的に解説しました。
そして、ランディングページ制作の費用相場や料金体系をさらに理解しやすくするために、
・実際の制作会社別の料金事例
・ランディングページ制作会社選びのポイント
・ランディングページ制作の工程
についても解説していますので併せてお読みください。
【この記事でわかること】
・LP制作の費用相場
・LP制作の料金事例
・LP制作の費用を左右する6つの要素
・LP制作会社の正しい選び方
・LP制作の工程と費用内訳
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成果の出るランディングページを制作するためには、正確な費用相場の把握が不可欠です。
相場を知らないと、無駄なコストが発生したり、質が低下するリスクもあります。
「ランディングページ制作の費用相場ガイドブック」では、
・予算に合った選択肢を見つけるためのポイント
・知らないと損をする費用内訳
・コストを抑えながら成果を最大化するためのコツ
など役立つ情報をわかりやすくまとめました。
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目次
1.ランディングページ制作の費用相場
ランディングページ(LP)の制作は数万~数十万円で依頼することができ、費用相場は依頼先や内容によって異なります。特に依頼先と費用相場の関係については、フリーランス等の個人事業主であれば安価になり、中小規模から大手の制作会社になるほど高価になる傾向にあります。
制作会社によってサービス内容が異なるため、安易に「費用が安いからこの制作会社にしよう」と決めてしまうのは危険です。制作したいランディングページの要件や、制作の目的、予算を考慮した上で依頼先を選びましょう。
ランディングページ制作の依頼先を正しく選ぶための指標になるように、まずは予算別の特徴をまとめてみました。是非参考にしてください。
ランディングページ制作の流れを詳しく知りたい方は「5.ランディングページ制作の費用内訳」を先にお読みください。
10万円以下のランディングページ制作
10万円以下のランディングページ制作をする場合には、フリーランスまたは個人で活動しているWeb制作会社に依頼します。クラウドソーシングサービス等を利用することで、予算10万円以内で提案を受けることができます。
競合調査や構成案作成、ライティングは依頼主側で行うこととなります。デザインについてもテンプレートを活用し、制作されることが多いです。また、この相場ではランディングページ公開後の運用や改善サポートは含まれていないため、文面や公開後の修正などは依頼主が自社で対応することとなります。
依頼先:
・フリーランス、個人で活動しているWeb制作会社
・格安でランディングページ制作を行っているWeb制作会社
内容:デザイン(テンプレート)・コーディングのみ
特徴:
・テンプレートを活用したデザインが多い
・納期は比較的短く、早くて1週間
改善・運用サポート:なし
【こんな場合に向いています】
・とにかくコストを抑えたい
・質にこだわらず、すぐにランディングページを公開したい
・公開後の運用や改善を自社で行うことができる
10~30万円のランディングページ制作
10万~30万円でのランディングページ制作はフリーランスや中小規模の制作会社に依頼した際の相場であり、最も一般的な費用となっています。
この予算では、構成案の作成からテンプレートを使用しないオリジナルのデザイン、コーディングまで依頼することができます。ただ、多くの場合競合調査や戦略設計、原稿や素材の用意は依頼主側で用意することとなります。また、公開後の修正や運用、改善については対応していないことがほとんどです。自社で対応できず、外部依頼する場合には別途費用がかかります。
依頼先:フリーランス、中小規模のWeb制作会社
内容:構成案作成/デザイン/コーディングのみ
特徴:
・ターゲットに合わせたオリジナルのデザイン制作
・コンテンツの順番や構成の考案
改善・運用サポート:なし
【こんな場合に向いています】
・ターゲットに合わせたオリジナルデザインのランディングページを制作したい
・コンテンツの構成を提案してほしい
・公開後の運用や改善を自社で行うことができる
30~60万円のランディングページ制作
企画戦略の段階からプロにお願いし、コンバージョンにこだわったランディングページを作りたいという場合には30~60万円の予算が必要です。中小規模のWeb制作会社の多くが、この費用相場でのランディングページ制作を提供しています。
この予算では、競合調査やライティング、キャッチコピーの作成や構成案の作成、デザインからコーディングまで、ランディングページ制作に必要な工程全てを任せることができます。本格的なランディングページの制作が可能ではありますが、制作後の対応に関しては制作会社によって異なります。費用に含まれている場合もあれば、オプションとして別途費用がかかる場合もあるので、見積もりや打ち合わせの段階で、公開後の修正やアフターフォロー等、どこまでが費用の範囲なのかを確認しておきましょう。
依頼先:中小規模のWeb制作会社
内容:競合調査/ライティング/構成案作成/デザイン/コーディング/公開
特徴:
・競合調査や市場分析から制作会社がサポート
・原稿のライティングやキャッチコピーも制作会社が準備
・ターゲットに合わせたオリジナルデザインの制作
改善・運用サポート:一部あり
【こんな場合に向いています】
・成果にこだわったランディングページを制作したい
・顧客調査や競合調査といった戦略設計からプロに依頼したい
・他社との差別化を図りたい
60万円以上のランディングページ制作
60万円以上の価格帯は、ランディングページ制作では最も高い相場で、依頼先は中小規模または大手のWeb制作会社となります。
この予算では、ランディングページ制作に必要なすべての工程に加え、制作後の運用やLPOコンサルティングまで対応していることが多いです。公開後の運用や改善を見据えた制作ができ、より大きな成果を追求することが可能になります。60万円以上のランディングページ制作を提供しているWeb制作会社は、豊富な実績と、マーケティングや広告運用のノウハウがある場合が多いので、予算や目的に合わせて検討しましょう。
依頼先:中小規模または大手のWeb制作会社
内容:競合調査/企画立案/ライティング/構成案作成/デザイン/コーディング/公開/運用/LPOコンサルティング
特徴:
・企画戦略の立案から制作、運用改善まで、トータルでの依頼が可能
・運用や改善を見据えたランディングページ制作
・質の高いオリジナルデザインの制作
改善・運用サポート:あり
【こんな場合に向いています】
・ランディングページ公開後の運用や改善までお願いしたい
・成果に徹底的にこだわりたい
・ノウハウや実績が豊富なWeb制作会社に任せたい
・ランディングページを使った本格的なWebマーケティングに取り組みたい
2.ランディングページのデザインのみの費用相場
ランディングページのデザインのみを依頼する場合の平均的な費用相場は3~10万円です。
デザインのみであればフリーランスを活用しても良いでしょう。
ランディングページ制作会社に依頼する場合、デザインとコーディングがセットになっているのが一般的ですが、中にはデザインのみを依頼できる会社もあります。デザインとコーディングを分けて依頼したい方は、あらかじめ制作会社に確認してください。
デザインのみであれば1~2週間で納品となるケースが多いです。
3.ランディングページのコーティングのみの費用相場
ランディングページのコーディングのみを依頼する場合の費用相場は、1~10万円程度です。
ページのボリュームや、お問い合わせフォームの有無、アニメーションの有無や機能によって費用は異なります。
フリーランスや小規模の制作会社に依頼する場合は1~5万円、中規模・大手制作会社では5万~10万円程度の料金設定をしているケースが多いです。
ランディングページ制作会社に依頼する場合は、コーティングのみの対応が可能かどうか事前に確認するようにしましょう。
4.ランディングページ制作会社別の料金事例
ここからは依頼先別に実際の料金を見てみましょう。
中小規模の制作会社の料金
【株式会社ラヴィゴット】
ランディングページ制作:340,000円~(税込み)
株式会社ラヴィゴットでは、340,000円からランディングページ制作を行っています。市場調査やターゲット分析をもとにした企画戦略の立案から、構成案の作成、ライティング、写真撮影、オリジナルデザインの制作、コーディング、校閲・検証までを一貫して依頼することができます。別途費用が必要になりますが、制作後の広告運用やLPOコンサルティング等も行っており、予算や目的に合わせたサービスを提供しています。
株式会社ラヴィゴットの概要
URL:https://www.ravigote.co.jp/lp/
TEL:03-6434-9174
所在地:東京都新宿区四谷坂町12−12 ニューハイム坂町405
事業内容:
・ランディングページ制作
・広告運用
・LPOコンサルティング 等
フリーランスの料金
【PLuS Works】
ライトプラン:50,000円~
通常プラン:80,000円~
PLuS Worksでは、デザインとコーディングのみのランディングページ制作を提供しています。ライトプランはテンプレートを使用したデザインになります。通常プランはWord10ページ分を想定しています。
PLuS Worksの概要
URL:https://plus-works.design/
Mail:info@plus-works.design
事業内容:WEBサイト制作・ランディングページ制作・バナー制作
格安ランディングページ制作会社の料金
【株式会社ソービック】
格安でランディングページを提供
ランディングページ制作通常価格100,000円~のところ、キャンペンーン適用で30,000円という安価で提供しています。30,000円のプランにはデザイン制作、HTMLコーディング、ブラウザチェックの費用が含まれています。
スピーディーな制作対応・短納期を重視
ランディングページ制作者と直接やり取りができるため、スピーディーな制作対応が可能となっています。
チラシ・ポスター・名刺などの印刷物の制作実績もあり
ソービックではランディングページ制作だけでなく、チラシやポスター、名刺といった印刷物の制作実績も豊富です。Web以外の媒体でも幅広いサポートを行っているのが特徴です。
こんな企業におすすめ
・とにかく安くランディングページを制作したい
・タイトなスケジュールでも間に合わせたい
・ランディングページ制作だけでなくチラシやポスターも制作したい
株式会社ソービックの概要
URL:https://www.sovic.jp/kakuyasu_lp/
TEL:03-5777-2727
所在地:東京都港区芝公園1-2-6 ランドマーク芝公園8F
事業内容:
・グラフィックデザイン全般
・各種印刷物制作
・Webサイト企画/制作/運営
・Webシステム開発
・映像企画/制作
参考料金:ランディングページ制作(初回限定)30,000円~(税込み)
【株式会社Bgreen】
低価格でランディングページを提供
株式会社Bgreenでは最低33,000円~ランディングページ制作を行っています。定型のテンプレートを使用することで低価格を実現しています。
選べる4つの料金プラン
定型のテンプレートを使用した格安プランの他にも、オリジナルデザインのプランや、広告運用向けのプラン、構成案から設計するプランの中から最適なものを選べます。
ランディングページの運用代行も可能
同社ではLPの運用代行も行っており、アクセス解析を用いてユーザーの動向を数値化し、改善へと繋げるサービスを提供しています。
こんな企業におすすめ
・ランディングページ制作にコストをかけられない
・わかりやすい料金プランの中から選びたい
・ランディングページ制作後の運用も任せたい
株式会社Bgreenの概要
URL:https://bgreen.jp/lp/#
所在地:東京都港区南青山3-8-40 2F
事業内容:
・Webマーケティング
・Webサイト保守
・オウンドメディア構築
・Webサイト制作
・コンテンツ制作
・写真撮影
参考料金:ランディングページ制作33,000円~(税込み)
【株式会社TONOSAMA】
・安価でランディングページを提供
・リスティング広告運用500社以上の実績
・企画・構成もサポート
安価でランディングページを提供
株式会社TONOSAMAではオリジナルデザイン、問合せフォーム、SSL設定、HTMLコーディングなどを含め格安の80,000円~ランディングページを制作しています。ランディングページの管理費も月額無料となっています。
リスティング広告運用500社以上の実績
同社はリスティング広告の運用実績も豊富。リスティング広告の品質スコアを意識したランディングページ制作とあわせて、広告の運用を任せることができます。
企画・構成もサポート
「どんなコンテンツを用意すれば効果的かわからない」といった場合でも、500社以上の豊富なリスティング広告の運用実績で培ったノウハウと競合調査をもとに、企画構成の段階からサポートしています。
こんな企業におすすめ
・オリジナルデザインのランディングページを安価で制作したい
・リスティング広告に最適なランディングページを制作したい
・企画構成からサポートしてほしい
株式会社TONOSAMAの概要
URL:https://fukui-hp.net/lp/
TEL:050-5217-7696
所在地:福井県福井市毛矢2丁目1-9(本社)
事業内容:
・SEO
・固定費型リスティング広告
・ホームページ制作
・システム開発
参考料金:ランディングページ制作80,000円~(税込み)
大手制作会社の料金
【株式会社LIG】
ランディングページ制作:100万〜500万円
株式会社LIGのランディングページ制作では、デザインやコーディングといった通常の制作工程に加えて、企画やWeb戦略の立案が大部分を占めています。「企業・団体・製品のイメージアップ」「WEBマーケティング」「サービス開発」すべてにおいて高いレベルとノウハウを持つLIGでは、ランディングページ制作1本あたり、150万円~を推奨しています。
株式会社LIGの概要
URL:https://liginc.co.jp/
TEL:0570-015-030
所在地(本社):東京都台東区小島2-20-11 LIGビル 1F受付
主な事業内容:
・Webサイト制作
・システム開発・アプリ開発(BiTT開発)
・コンテンツマーケティング支援
・Webクリエイタースクール「デジタルハリウッド STUDIO by LIG」運営
【株式会社nanocolor】
販売戦略の立案が得意
株式会社nanocolorでは市場調査や競合調査、ターゲット分析やキーワード分析といった徹底した調査・分析による、販売戦略の企画立案を得意としています。作って終わりの短期的な施策としてのランディングページ制作ではなく、中長期施策を前提にした提案を行っているのが特徴です。
BtoCのデジタルマーケティングに強い
1000本に渡るBtoCのサイト分析と運用によるデータ蓄積を活かし、単品通販という市場に特化したランディングページ制作を行っています。また、商材や市場、ビジネスモデルに応じた販売設計と集客設計を行うことで、成果の出るランディングページを制作しています。
こんな企業におすすめ
・成果の出る戦略的なランディングページを制作したい
・商品やサービスのブランディングからサポートしてほしい
・BtoCの単品通販に特化したランディングページを制作したい
株式会社nanocolorの概要
URL:https://nanocolor.jp/
所在地:大阪市中央区久太郎町2丁目5−19 丸忠第3ビル 603
事業内容:
・BtoCを中心にしたマーケティング戦略の立案、及びコンサルティング
・Webサイト制作/ECサイト制作/ランディングページ制作/これらの運用
料金:
ランディングページ制作
・SPページデザイン 660,000円(税込み)〜
・SPデザインを流用したPCページ制作 220,000円(税込み)〜
・コンテンツ開発・ライティング・企画構成 220,000円(税込み)〜
◆実績が豊富なランディングページ制作会社
◆とにかく格安なランディングページ制作会社
◆広告運用が得意なランディングページ制作会社
など、目的別におすすめのランディングページ制作会社を知りたい方は「ランディングページ制作(LP制作)を依頼するなら!プロが選ぶ特徴別おすすめ制作会社18選」でわかりやすくご紹介しているので、是非参考にしてください。
5.ランディングページ制作の費用を左右する6つの要素
素材や撮影の有無
ランディングページ内で使用する画像やイラスト等の素材を自社で用意するのか、制作会社に依頼するのかで費用は変わります。写真や動画などを新たに撮影する場合にも、同様に自社でカメラマンを手配するのか、制作会社に依頼するのかによって費用は変動します。
コンテンツの量やページの長さ
1ページに情報をまとめるのがランディングページの特徴ですが、コンテンツの量やページの長さによって費用は変動します。各制作会社の料金システムによりますが、6コンテンツのランディングページと、12コンテンツのランディングページでは単純に2倍の費用が発生します。また、テキストの量や動画の有無によっても費用は変わってきます。
納品形式
できあがったランディングページのデータを制作会社がサーバへアップするのか、またはデータの納品を受け依頼側で行うのかでも費用は異なります。どちらがサーバやドメインを準備するかを事前に確認し、決めておきましょう。
広告運用の有無
ランディングページは広告運用をして初めて効果を発揮するといっても過言ではありません。広告の運用を自社で行なうのか、または制作会社に依頼するのかで費用に差が出ます。広告運用についての知識やノウハウがない場合には、広告運用まで請け負ってくれる制作会社に依頼すると良いでしょう。
LPOなどの改善サポートの有無
売上アップやCVRの向上といった成果を出すためには、ランディングページ公開後の修正や改善が必要不可欠です。ランディングページの修正・改修を自社で行えず、LPOやEFOといったマーケティング施策に関する知識やノウハウがない場合は、制作会社に依頼することになり、その分費用が発生します。
LPOが得意なLP制作会社については「プロが厳選!LPOコンサルティングを提供するおすすめ会社9選」で詳しくご紹介しているので、ぜひお読みください。
LPOの費用相場については「LPOの費用相場を徹底解説!ツール料金や代行費用を比較」で詳しく解説しているので、参考にしてください。
レスポンシブ対応の有無
レスポンシブ対応とは、PCやスマートフォンなどの端末サイズに合わせてWebサイトの表示を最適化させる仕様のことです。PC対応のみか、スマホ対応のみか、または両方必要なのかによって費用は変動します。
6.ランディングページ制作会社選びを成功させるためのポイント
ランディングページ制作会社は国内に1,000社以上あるといわれています。また、フリーランスなどを含めるとその数ははかり知れません。安易に「費用が安い」「納品が早い」という理由だけで決めてしまうと、希望するランディングページが作れなかったり、効果が全く出なかったりする可能性があります。ここではランディングページ制作会社選びを成功させるためのポイントをご紹介します。
LP制作会社を選ぶ前に決めておきたい3つのこと
「LP制作会社選びが上手くいかない」「そもそも制作会社に何を伝えればいいのかわからない」そんな方に向けて、LP制作選びを行う前に決めておきたい3つの項目をご紹介します。以下の3点を明確にしておくことで、失敗を防ぎましょう。
・目的
売上を増加させたい、新規顧客を獲得したい、採用を強化したいなど、どういった目的でLPを制作するのかを事前に明確にしておきましょう。デザインを新しくしたい、イマドキなWebページを作りたいなどといった抽象的な理由でLPを制作しても効果が出ない可能性があります。自社の課題や現状をもとに、具体的な目的を設定しましょう。
・納期
納期は「2023年の10月中旬にLPを公開したい」「2023年の8月中に納品してほしい」など、できるだけ具体的にしておきましょう。とにかく早く、今年中に、などと曖昧にしてしまうと制作会社との間に認識のズレが生じてしまい、失敗につながるケースが多く見られます。急ぎの場合はもちろんですが、そうでない場合にも明確に設定しておくことをおすすめします。
・予算
LPの費用相場は一般的には30~60万円となっていますが、制作会社や制作内容によって変動します。また、「とにかく格安で制作したい」、「構成やコンテンツにもこだわったものを作りたい」、「本格的なWebマーケティングを行いたい」など、依頼側の要望によって予算は大きく異なってきます。制作会社に見積もりを依頼する際に、「40万円までに収めたい」「予算上限は50万円」などと伝えることで、予算内でできることとできないことが明確になります。予算を提示し、その中で最大限対応できる提案をしてもらうのがおすすめです。
LP制作の費用相場については「ランディングページ(LP)の費用相場は?料金事例を交えて徹底解説!」で詳しく説明しています。参考にしてください。
LP制作会社選びを成功させるための5つのチェックポイント
数あるLP制作会社の中から、自社にぴったりの会社を見つけるためには、正しい選び方を知っておく必要があります。ここではLP制作会社選びを成功させるためのチェックポイントを5点紹介します。
・LP制作のノウハウや実績が充実しているか?
依頼先を探す際に「どうやってLP制作に強い制作会社を見分ければいいのかわからない」とお悩みの方も多いでしょう。一番の判断材料になるのが「制作実績」と「ノウハウ」です。充実している制作会社ほど、こちらのニーズを汲み取って理想的なLPを制作してくれる可能性も高くなります。これらを確認するためには、制作会社の実績やお客様の声などを参考にすると良いでしょう。
・制作会社の得意分野が自社の商材とマッチしているか?
効果的なLPを制作するためには、依頼を検討している制作会社に業界知識があるかや、要望するジャンルでの制作実績があるかを確認しておきましょう。例えば、採用強化のためのLPを作りたいのに、採用関連の制作実績が全くない制作会社や、化粧品の販売に特化した制作会社に依頼してしまうと、制作に時間がかかったり、効果的な訴求ができなかったりすることがあります。
・担当者は信頼して任せられる人か?
LPを制作するのは人です。担当者との相性が成果物に影響を及ぼすことも大いに考えられます。いくら実績があったり、納得のいく価格であったとしても、担当者とのコミュニケーションが上手くいかないと、納得のいくLPは制作できません。制作会社選びの際には、打ち合わせや見積もりの際の担当者の対応や、返信のスピードなどもしっかりと見ておきましょう。
・広告運用やSEOの知識を保有しているか?
ユーザーがLPに訪問する方法はさまざまで、自然検索・リスティング広告・SNS広告・メルマガなどあります。
成果の出るLPを制作するためには、流入元の特性を考慮して制作する必要があります。そのためLP制作会社を選ぶ際には、広告運用やSEOの豊富な知識を保有しているかどうかを1つの判断基準にすると良いでしょう。
・制作後のサポートやコンサルティングは行ってくれるか?
LPは作って終わりではなく、公開してからがスタートです。制作後も適切な効果検証を継続し、成果の出るLPへと改善していく必要があります。
そのため、公開後のサポートを提供していない制作会社を選んでしまうと、LP制作にかかった費用が無駄になってしまうことも考えられるでしょう。
制作会社を選ぶ際には、公開後のサポートやコンサルティングを行ってくれるかどうかを確認しましょう。
LP改善に強みをもつLP制作会社については「プロが厳選!LPOコンサルティングを提供するおすすめ会社9選」で詳しくご紹介しているので、ぜひお読みください。
「費用相場ガイドブック」を今すぐダウンロード
成果の出るランディングページを制作するためには、正確な費用相場の把握が不可欠です。
相場を知らないと、無駄なコストが発生したり、質が低下するリスクもあります。
「ランディングページ制作の費用相場ガイドブック」では、
・予算に合った選択肢を見つけるためのポイント
・知らないと損をする費用内訳
・コストを抑えながら成果を最大化するためのコツ
など役立つ情報をわかりやすくまとめました。
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7.ランディングページ制作の費用内訳
ランディングページ制作に必要な費用の決め方は、制作工程のどの部分を依頼するのかによって変わってきます。ランディングページ制作に関する各工程(費用の内訳)は以下の通りです。
・ターゲット選定・市場調査・競合分析費用
・構成案作成(企画・戦略立案)費用
・ライティング費用
・写真・動画撮影費用
・素材購入費用
・LPデザイン費用
・LPコーディング費用
・問い合わせフォーム構築費用
・CMS導入費用
・検証・校閲費用
・修正費用
・ドメイン・サーバー費用
・LP運用改善費用
・Web広告運用費用
ランディングページを制作したいと思ったら、まずこれら工程のうちどこからどこまでを自社で対応するのか?また、制作会社に依頼する範囲はどこまでか?を決めることとなります。
ランディングページ制作費用を抑えたいという場合は、ランディングページ制作会社に依頼する範囲を調整することで、見積もりの金額を調整することができます。
しかし、自社で対応する範囲が増えると、自社のリソースを圧迫することになります。また、成果の出るランディングページを制作するためには、ランディングページ制作のノウハウやWebマーケティングの知識が必要になります。
費用を抑えるために自社で対応したために、ランディングページを公開したはいいものの、なかなか成果が出ず、時間コストも費用コストも無駄になってしまったというケースも少なくありません。失敗を防いで効果を最大化するためにも、ランディングページ制作の対応範囲や費用感については、依頼するランディングページ制作会社と相談しながらうまく調整しましょう。
ここからは、ランディングページの相場や料金について理解を深めるために、ランディングページ制作の費用内訳として、各工程の内容を詳しく解説していきます。
◆ターゲット選定・市場調査・競合分析費用
【内容】
・ターゲットやLPの目的を決める
・現状分析や市場調査等を行いニーズを明らかにする
・競合のランディングページの訴求ポイントを把握する
・広告出稿の際のキーワードを選定する
ターゲット選定・市場調査・競合分析はランディングページを制作するうえで、最も重要な工程です。ランディングページ制作の前には必ず誰に、どんな商品・サービスを、どのように売るのかを明確にします。これらが固まらないまま制作を進めてしまうと途中でブレが生じてしまい、ランディングページの効果を最大化できません。
◆構成案作成(企画・戦略立案)費用
【内容】
・調査や分析をもとに訴求方法を決める
・コンテンツの内容や順番、見せ方を決める
ページに訪れたユーザーを納得させ、購入やお問い合わせまで自然に導くための構成案を作成します。また、商品やサービスの強みやユーザーにとってのメリットをどのように見せるかもこの段階で決めます。
◆ライティング費用
【内容】
・キャッチコピーを作成する
・インタビューやヒアリングを行う
・原稿を作成する
ランディングページで使用するテキスト素材を用意する際は主に下記の3つのケースに分かれます。
・依頼側が用意する
・依頼側が用意したものを、制作会社がブラッシュアップする
・制作会社が用意する
既存のランディングページやWebサイトから、デザインのみをリニューアルしたい場合は、自社で原稿を準備することもあるでしょう。しかしユーザーに刺さるキャッチコピーや原稿の作成はスキルやノウハウが必要となります。ランディングページの成果に大きく関わるため、不安な場合はプロに任せることをおすすめします。
また、事例紹介やお客様の声などのコンテンツを掲載する際に素材がなければ、インタビューやヒアリングの実施が必要となります。社内リソースがあれば自社で対応することも可能ですが、プロにお任せすることで、ランディングページ戦略や訴求軸のブレない、質の高いコンテンツとなるでしょう。
◆写真/動画撮影費用
【内容】
・絵コンテを作成する
・モデルやロケーションを準備する
・写真/動画を撮影する
・写真/動画を加工・編集する
新商品や新サービスのランディングページを制作する場合など、新たに写真や動画が必要なケースがあります。自社で対応するか、プロに依頼するかによってランディングページ制作の費用は変わってきます。
自社で対応することでランディングページの費用を抑えることができますが、写真や動画といった素材はランディングページの質を大きく左右する非常に重要な要素のひとつです。ユーザーにしっかりと印象を与え、興味を持ってもらうためには、プロに依頼して写真や動画素材を用意することをおすすめします。
◆素材準備費用
【内容】
・写真やイラストなどの素材を用意する
写真や動画撮影を行わずに、無料素材や有料素材を使用することもあります。写真や動画だけでなく、図・イラスト・ロゴなど、オリジナルで制作するか既存のものを使用するかでも費用は変わります。無料の素材を使用したり、自社で制作することで費用を抑えることが可能です。
◆LPデザイン費用
【内容】
・構成案や素材をもとにデザインを行う
キャッチコピーや原稿、写真などの素材が揃ったら、いよいよデザイン制作です。ターゲットや商材に合わせた配色やレイアウト、フォント等を設計していきます。見た目の美しさだけでなく、UI/UXを意識した訴求力のあるランディングページを制作するためには、高い専門知識が必要になります。
◆LPコーディング費用
【内容】
・デザインをもとにコーディングを行う
HTMLやCSS、JavaScriptを用いて、制作したデザインを形にする工程です。こちらもデザイン同様にほとんどの制作会社が対応してくれます。複雑な動きをつけたり、高度な仕様にする際には、追加で費用が発生する場合もあります。
◆CMS導入費用
【内容】
・CMSを導入する
ランディングページにCMSを導入することで、ランディングページの更新や編集が容易になります。たとえば、ランディングページを公開してから、「掲載している写真を差し替えたい」「最新情報を更新したい」「テキストを修正したい」という時にも、管理画面から簡単に変更することができます。更新性の高いランディングページを制作したい方はCMSの導入を検討する必要があるでしょう。
◆入力フォーム構築費用
【内容】
・入力フォームを設置する
お問い合わせフォームや、購入フォームはランディングページのコンバージョンとなる重要な部分です。別のページに遷移させる場合と、ランディングページ内に設置する場合では仕様が異なります。
ランディングページに設置する際には、セキュリティ対策をしっかり行う必要があります。対策が不十分だと、情報漏洩・改ざんのリスクが高くなり、損害の発生や企業の信用度の低下につながります。
また、入力フォームの使いやすさはコンバージョン率に大きく影響する重要なポイントです。入力フォームまでたどり着いたユーザーに、「使いにくい」「入力が面倒」という理由で離脱されないためにも、使いやすさを考慮して設計する必要があります。
◆検証・校閲費用
【内容】
・全体の動作確認や表示確認を行う
・テキストに間違いがないか校正や校閲を行う
完成したランディングページを公開する前に、どのブラウザでも正常に動作するか、表示崩れがないか、リンクは正しく貼られているか等、チェックを行います。また、テキストに誤字や表現の間違いがないか等の最終確認をします。たとえば、正しくお問い合わせフォームに遷移しなかったり、価格表記や電話番号が間違っていたりしたまま公開してしまうと、大きな機会損失につながるため、検証・校閲の工程は非常に重要です。
◆修正費用
【内容】
・ランディングページの修正を行う
ランディングページ制作の流れとしては、構成案やワイヤーフレームと呼ばれるランディングページの設計図をもとに制作会社がデザインを制作し、依頼者がフィードバックを行うという工程を踏みます。費用内で修正の上限回数が決まっていたり、依頼者側の要件変更などで1からデザインを作り直す際には別途費用が必要になったりすることもあります。事前にしっかりと確認するようにしましょう。
◆ドメイン・サーバー契約費用
【内容】
・ドメインとサーバーを用意する
ランディングページを公開するためには、ドメインの取得やサーバー契約が必要です。自社で対応するか、もしくは制作会社に対応してもらうことが可能です。
主に以下の費用が必要になります。
サーバー代:サーバーのレンタルに必要な費用
ドメイン費:ドメインの取得や運用に必要な費用
SSL費:セキュリティ対策としてデータを暗号化する仕組みに必要な費用
ランディングページ制作会社によっては別途費用がかかる場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
◆LP運用改善費用
【内容】
・ランディングページを運用し、効果測定を行う
・効果測定をもとに修正や改善を行う
・効果測定と改善を繰り返しPDCAを回す
ランディングページは制作して終わりではありません。どれだけクオリティの高いランディングページを制作したとしても、適切な方法で運用改善を行わなければ効果は最大化されません。ランディングページ運用の知識がない方や、A/Bテストの方法、修正や改善の方法が分からない方は、運用までサポートしている制作会社に依頼することで、高い効果を見込めます。
LP改善の費用相場については「LPOの費用相場を徹底解説!ツール料金や代行費用を比較」で詳しく解説しているので、ぜひお読みください。
◆Web広告運用費用
【内容】
・Web広告の出稿
・Web広告運用
・Web広告改善
ランディングページは、リスティング広告やディスプレイ広告、SNS広告などのWeb広告と組み合わせることで高い効果を発揮します。
ランディングページ制作会社の中には、広告運用まで対応している会社もあります。自社で運用することも可能ですが、Web広告に関するノウハウがなくお困りの方は、プロに依頼することでランディングページの効果を最大化することができるでしょう。
制作会社に広告運用を依頼する際には、どのような媒体で・どのようなキーワードで・どのようなターゲットに向けて広告を出稿するのかなど、広告戦略を明確にしてからランディングページの設計をすることでより訴求力の高いランディングページを制作することができます。
8.ランディングページ制作後の運用改善の費用相場
ランディングページを制作した後、放置しているだけで勝手にCVRが上がることはまずありません。継続的に効果測定や改善を行うことで初めて最大限の効果が発揮されます。
ここからは、ランディングページ制作後の運用改善の費用相場をご紹介します。
ランディングページ制作後の運用改善の費用相場は、LPOの実施方法によって異なります。
以下では、LPOの実施方法別に費用相場を紹介します。
LPOを自社で実施する場合の費用相場
完全に自社内でLPOを行う場合、外部へ支払う費用は発生しません。
自社でLPOを行う場合は、ランディングページの分析から改善施策立案、改修、効果測定までを内製化する必要があります。
自社でLPOを実施するには、知識やスキルのある人材を雇用する必要があります。自社にLPOの専門知識を持つ人材がいない場合は、新たに雇用するか育成するための時間コストや費用コストがかかることにも留意しましょう。
LPOツールを導入する場合の費用相場
LPOツールを利用する場合、初期費用と月額利用料金が必要です。中には初期費用が無料のサービスもあります。
一般的なLPOツールを導入する際の費用相場は以下の通りです。
・初期費用:約100,000円前後
・月額利用料金:20,000円~50,000円
機能やコストパフォーマンスを比較して、適切なツールを選ぶことが重要です。
注意点としては、LPOツールを導入しただけではランディングページは改善されないという点が挙げられます。LPOに関してある程度知見やスキルがなければ、最大の効果を発揮することができない場合もあります。そういった場合は、次にご紹介するLPO代行を検討してみてください。
LPO代行に依頼する場合の費用相場
LPO代行業者に依頼することで、ランディングページの分析から改善施策提案、改修、効果測定までワンストップで任せることができます。
社内にLPOについて詳しい人材がいない場合や、LPOツールを導入したにもかかわらず上手く使いこなせていない場合、またLPOに割り当てる時間的リソースがない場合におすすめです。
LPO代行に依頼する場合の費用相場は以下の通りです。
単発のLPOサービス:約50,000円~200,000円
継続的なLPOサービス:月額100,000円~300,000円
依頼する会社や、ランディングページの規模、対応範囲やサービス内容によってLPO代行の費用は大きく異なります。複数社のサービスを比較して、自社に最適なLPO代行業者を選びましょう。
LPOの費用相場や料金事例についてもっと詳しく知りたい方は「LPOの費用相場を徹底解説!ツール料金や代行費用を比較」で詳しく解説しているので合わせてお読みください。
9.そもそもLP制作は外注すべき?内製化すべき?
ランディングページ制作を行う場合、内製もしくは外注の2パターンが考えられます。そもそもランディングページ制作を内製すべきか外注すべきかお悩みの方に向けて、内製と外注のメリットとデメリットをそれぞれご紹介します。
メリット | デメリット | |
外注 | ・外部のランディングページ制作会社が持つ豊富な経験やノウハウを活用できる ・社内メンバーの負担を減らすことができる ・人材確保にかかる手間やコストを抑えられる ・ランディングページ制作の工数を削減しながら成果を最大化できる |
・自社にノウハウが蓄積されにくい ・自社サービスへの理解が乏しくなってしまうことがある |
内製化 | ・コミュニケーションコストを抑えられる ・新たにサービス理解のために時間や手間をかける必要がない ・制作の過程で得た知見やノウハウを蓄積しやすい ・外注費や手数料がかからない |
・内製化の体制を整えるためのコストがかかる ・知見やスキルが限定されてしまうことがある ・デザインやWebマーケティングに関するノウハウが不足していると成果が出ない |
ランディングページ制作を外注するメリットとデメリット
ランディングページ制作を外注する最大のメリットは、外部ランディングページ制作会社が持つ豊富な経験やノウハウを活用して、本来かかるはずの工数を削減しながら成果を最大化できることです。
内製する場合には、ランディングページ制作のノウハウやスキルを持った優秀な人材の確保が必要となりますが、外注することで人材確保にかかる手間やコストを抑えることができます。また、ランディングページ制作を完全に内製化する場合、社内の限られたメンバーですべてを対応すると、どうしても負担が大きくなってしまいます。ランディングページ制作にかかりきりになってしまうと、他の業務が進みません。そこで、外注して社内メンバーの負担を減らすことができれば、ランディングページ制作以外の業務(本業)に時間を充てることができます。
ランディングページ制作を外注する際のデメリットとして、自社にノウハウが蓄積されにくいことが挙げられます。外注することで時間や手間を省略できるメリットと引き換えに、ノウハウが定着しにくくなってしまいます。
そしてもう一点、ランディングページ制作を外注する際のデメリットとして、内製した場合よりも自社サービスへの理解が乏しくなってしまうことが挙げられます。ランディングページ制作会社はランディングページ制作についての専門家ではありますが、特定の商品やサービスへの理解や業界知識については十分とはいえません。外注する際には、同業界でのランディングページ制作実績があり、なおかつしっかりとサービス理解をしてくれる制作会社を選ぶことでこのデメリットを補うことができるでしょう。
ランディングページ制作を内製化するメリットとデメリット
ランディングページを内製する場合、社内でコミュニケーションが完結するため、業務をスピーディーに進めることができます。自社内で更新作業が完結すれば、最新情報を素早く顧客やステークホルダーに向けて発信することができるというメリットがあります。
また、自社でランディングページを制作する場合、商品やサービスに関する知識や理解が既に深い状態なので、外注する場合と比べ、新たにサービス理解のために時間や手間をかける必要もありません。外注先を変えるたびに、また一から商品やサービス、業界の知識を教えなければならない、といった手間もかかりません。制作の過程で得た知見やノウハウを蓄積しやすいこともメリットの一つとして挙げられます。
また、ランディングページ制作を内製化する場合、ランディングページ制作会社に依頼する際にかかる制作料や手数料がかからないので、コストを抑えることができます。しかし、ランディングページ制作にかかる費用を抑えられたからといって、結果的に成果が出なければ意味がありません。ただ単に制作にかかる費用を抑えられるか?だけでなく、プロジェクト全体を通してみたときに投下したコストに対してどれくらいの成果が期待できるか?を加味して考える必要があります。
ランディングページ制作を内製化するためには、社内で業務をこなせるだけのスキルを持った人材が必要になります。十分な人材が確保できなければ、業務が滞ってしまう可能性もあります。また、内製化して業務が属人的になってしまうと、スキルや知見を持った人材がいなくなってしまった場合、再教育をする必要が出てきます。このように、内製化の体制を整えるためには時間やコストがかかってしまいます。
また、内製の場合、幅広い分野での経験や実績を持っているランディングページ制作会社とは異なり、知見やスキルが限定されてしまうことも考えられるでしょう。業界知識が豊富でも、デザインやWebマーケティングに関するノウハウが不足していると、思ったような成果が得られないこともあります。
確実に成果を出したいならランディングページ制作は外注すべき
ここまでランディングページ制作における外注と内製それぞれのメリットとデメリットをお伝えしましたが、結局のところどちらがいいのでしょうか。
ズバリ、以下のような課題やお悩みを抱えている場合は、絶対にランディングページ制作を外注すべきです。
・ランディングページ制作に関するノウハウやスキルを持つ人材が社内にいない
・ランディングページ制作に割ける時間が足りない
・ランディングページ制作を内製化しているが、社内メンバーの負担が大きい
・ランディングページを制作したはいいものの思ったような成果が出ない
上記に当てはまる方は、ランディングページ制作の外注を検討してみてください。
10.まとめ
本記事ではランディングページ制作の費用相場と、予算別の内容について詳しく解説しました。ランディングページの制作にかかる費用は、どの工程を制作会社に依頼するかで大きく左右します。また、依頼する制作会社や内容によっても変化してきます。ランディングページを制作する目的や要件を整理して、最適なランディングページ制作会社を選びましょう。
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