双方向のコミュニケーションと丁寧なヒアリングで、潜在的なニーズを引き出してくれました
一般社団法人ごえんやさん様
2018年1月に一般社団法人ごえんやさんを設立し、同年4月より「訪問介護ごえんやさん」として事務所を構えました。障がいのある方々に、居宅・重度訪問介護支援(入浴、排泄、食事等の身体介護や掃除、洗濯、調理、買物代行等家事援助)移動支援サービス(1人で出かけることが難しい方に、ヘルパーが一緒に付き添って外出を支援するサービス)、自費サービス(介護保険外)等を提供しています。
障がいがあっても、安心して自分らしく生活を送ることができるように支援をしています。
人手不足が深刻な「訪問介護」という仕事の魅力を伝えたい。
ーー今回初めてのWebサイト制作ということですが、依頼に至るまでの背景を教えてください。
訪問介護事業は、福祉サービスの中でも特に人手不足が深刻です。原因としては、「訪問介護」という仕事がイメージしにくいことや、認知されにくいこと等が挙げられます。訪問介護のWebサイトを設けている事業所も少なく情報があまりないため、ヘルパーをしてみたいと希望される方であっても、一歩が踏み出せないという現状がありました。
また、これまでの求職者からのお問い合わせは、Webからの流入はほとんどなく、地域のクチコミや紹介がほとんどでした。そこで「ごえんやさんで働きたいな」「ヘルパーをしてみたいな」と思っている方に向けて、会社をよりよく知ってもらえるようなWebサイトを制作したいという考えに至りました。
実はこういった考えは、ラヴィゴットさんとのヒアリングや打ち合わせを重ねる中で明確になっていったんです。当初は「Webサイトを作りたい」と考えてはいるものの、「なぜ?」と問われると「…なぜだろう」と答えに詰まるような状態でした。
ラヴィゴットを選んだ決め手は、フルリモートの不安を打ち消すほどの「安心感」と「信頼感」。
ーーラヴィゴットと出会ったきっかけを教えてください。
仕事で付き合いのある方のご家族にラヴィゴットさんを紹介していただきました。
その方がヒアリングをしてくださいまして、思い当たる複数のWeb制作会社の中からラヴィゴットさんを薦めていただいたのがきっかけです。「ラヴィゴットさんだったらごえんやさんの想いを形にしてくれるんじゃないか」ということでご連絡をいただきました。
信頼していた方からの紹介ということもありますが、このコロナ禍の折、リモート会議での顔合わせの際、とてもわかりやすく丁寧に説明いただいたことも決め手となりました。2回目のリモート会議の段階で、こちらの想いや考えをしっかりと形にしてくださっていたので、お任せすることを決めました。
また、ヒアリングを通して「やわらかいイメージを出したい」「ターゲットはごえんやさんで働きたいと思っている方」等、こちらがまだ想像できていなかった「ターゲット」や「ニーズ」を引き出してくれたことも、非常に嬉しかったです。
介護にも通じる「双方向のコミュニケーション」がラヴィゴットのスタイル。
丁寧なヒアリングで、潜在的なニーズを引き出してくれました。
ーーWebサイトの方向性が定まっていない状況から、どのように制作を進められたのでしょうか?
先程も少し触れましたが、実はWebサイトを作るにあたってまったくイメージができていない状態からのスタートだったんです。ヒアリングの際に、参考サイトをいくつも提示していただいたことで、イメージが次第に湧いていきましたね。
「ないものをつくり出す」提案や「ニーズを引き出していく」提案については、流石プロだなと。こちらが気づいていなかった想いにたくさん気づかせてもらいました。打ち合わせを重ねるごとに、「自分はそう思っていたんだ」「こういう想いを届けたいんだ」といったことがどんどん明確になっていきましたね。
依頼した当初は、「誰に向けたWebサイトを作りたいか」というところまでは考ていませんでした。ヒアリングを通して、ターゲットが「ごえんやさんで働く可能性がある40~60代の女性」というところに決定しました。こういったターゲットの選定は、私一人では出来なかったと思います。
そして何よりも「一緒につくり上げていく」という一貫したスタイルがとても好印象でした。一方的な提案ではなく、双方向のコミュニケーションで仕事を進めていく感じが、介護の仕事にも似ているなと思ったんです。介護は人間関係が大切なので、一方的なものでは絶対に成り立ちません。依頼してすべてお任せ!ということではなく、こちらに目線を合わせて一緒に考えてくださったのがすごく嬉しかったです。
ーー完成したWebサイトはいかがでしょうか?
社内外の方に見ていただきましたが、すごく評判でした。「ごえんやさんという会社の柔らかい雰囲気が伝わってきます」というようなお声もいただきましたし、他にはない「ごえんやさんらしさ」が表現されていると思います。
特に「空白の使い方」がとても上手だと感じますね。他社のWebサイトでは、情報を詰め込みすぎていてどこを見ていいかわからなかったり、第一印象で文字の多さに圧倒されて引いてしまったりするものもありました。
今回制作していただいたWebサイトでは、情報が整理されていますし、空白を活かしたデザインによって見やすくわかりやすいものになったと思います。ターゲットを絞ったことが土台として活かされていると感じました。
中身が見えにくい「訪問介護」の仕事内容をわかりやすく伝えるための葛藤と工夫。
ーー「訪問介護」の仕事をいかにわかりやすく伝えるかということも課題だったんですよね。
はい、そうです。その点については、ヘルパーの1日の仕事のスケジュールを説明する「お仕事の流れ」というコンテンツで工夫していただきました。「訪問介護」という仕事は特殊で、決まった1日を過ごすことがまずないのですが、あえてモデルケースとして1日の流れを掲載することで、わかりやすく伝えられたのではないかと思います。「わかりにくいから載せない」のではなく、「わかりにくいからこそあえて固定する」ことはひとつの挑戦でしたね。
これまでのWeb制作会社に対するイメージが180°変わりました。
ーーラヴィゴットに任せていただいて変わったことを教えてください。
まず第一に、Web制作会社に対するイメージが大きく変わりました。よく事務所に「Webサイトを作りませんか?」と営業電話がかかってきていたんです。お断りすると急に言葉遣いが変わったりすることも多々あり…あまり良くない印象がこびりついてしまっていました。ですがラヴィゴットさんはそのイメージとは真逆でしたね。
仕事の丁寧さが安心感や信頼感に変わったのだと思います。というのも、これまでオンラインで仕事をしたことがなく、大きな不安がありました。最初はリモート会議に参加することすらおぼつかなかったですね。(笑)ですがPCの操作等、苦手な部分は全て手取り足取り教えていただいたので、非常に助かりました。
わからないことをわからないと言える雰囲気づくりがパートナーとしての信頼関係を深める。
ーーお客様から見たラヴィゴットの強みを教えてください。
一言でいうと「きめ細やかな仕事」ですね。チャットルームの入り方から制作の全体の流れの提示に至るまで、丁寧さが印象的でした。
また、こちらがわからないことを聞きやすい雰囲気にしていただき、非常に助かりました。「わからないこと」って言い出しにくいはずなんですが、流石プロですね。言いやすい雰囲気を作っていただいて、一から丁寧に教えてくださいました。
テキストのリライトもしていただいたのですが、想いを活字にのせる上でこちらの要望を最大限生かして下さったのが嬉しかったですね。自分が書いた文章がこんな風に生まれ変わるんだ!と驚きました。
とても気に入っています。会社の雰囲気をデザインで上手く表現していただきました。ごえんやさんらしい配色や、動きのあるデザインなども素敵ですよね。最初に想像していた以上に良いものができたので、ラヴィゴットさんに依頼して正解だったなと思います。
オンラインで仕事をやり遂げるという人生初の経験がプラスに。
ーー今後のラヴィゴットに期待することは何ですか?
コロナ禍の中、対面ではなくても目的を達成出来たという経験は、私自身の既存概念を覆してくれました。これからの時代、経営していく上で自身の視野が広がりましたし、とても良い経験となりました。また、ラヴィゴットさんとのパートナーとしての関わりを強く感じました。ラヴィゴットさんのようなすてきな会社、すてきな働き手がもっと増えたらいいと思っています。
ごえんやさんにとってラヴィゴットは「信頼できるパートナー」。
Webサイトが完成したから終わりではなく、パートナーとしての関係が続いていけばいいなと思わせてくださいました。困ったことがありましたらラヴィゴットさんに相談させていただきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
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