Webサイトのリニューアルでコンバージョン率が大きく改善!新規顧客の獲得と既存顧客の深耕、どちらも譲らないWebサイトに
株式会社ジンジブ様
――会社について教えてください。
株式会社ジンジブは、高校生の就職を支援する「ジョブドラフト」の運営と、企業の高卒新卒採用支援を行っています。「未来を担う高校生と成長に向かう企業を輝かせる」を事業ビジョンに、掲載数No.1の高校新卒の求人サイト「ジョブドラフトNavi」の運営や、合同企業説明会「ジョブドラフトFes」等の運営を通じ、高校生への就職情報提供、高校の進路指導サポート及び、企業の高校新卒の採用支援や人材の定着支援を行っています。
コンバージョン率の低下をきっかけに、コーポレートサイトのリニューアルを決意。
――リニューアル前のコーポレートサイトにはどのような課題がありましたか?
今回、ラヴィゴットさんにはコーポレートサイトのリニューアルをご依頼させていただきました。リニューアル前のコーポレートサイトは、2年程前に弊社のパートナーさんに制作していただきました。コーポレートサイトというよりは、法人のお客様に向けたサービスサイトのような形で、会社については経営理念について少し触れている程度でした。デザインや内容もそこまでこだわったものではなかったです。
そのようなことが影響してか、コンバージョン率はどんどん下がっていく一方。MAツールの導入や広告の運用でセッション数は一時的に伸びましたが、コンバージョン数はついてきませんでした。また、企業様だけでなく学校関係者や保護者の方といった、複数のステークホルダーに対して適切なアプローチができていないという課題もありました。
21卒の採用検討時期に向けて、コンバージョン率を改善し、コーポレートサイトとしてしっかりとブランディングを図るべく、リニューアルすることを決めました。
徹底したWebサイト分析とアクセス解析による戦略的提案が決め手に。
――ラヴィゴットと出会ったきっかけについて教えてください。
ラヴィゴットさんとの出会いはお世話になっているパートナーさんからの紹介です。
リニューアルすることが決まった段階で、旧コーポレートサイトを制作していただいたパートナーさんに、Web制作会社を紹介してもらえないかとお声がけさせていただきました。そこでラヴィゴットさんのお名前が挙がりました。当初はラヴィゴットさんを含めた3社にご相談しておりました。
――ラヴィゴットを選んだ決め手はどこにありましたか?
初回のご提案で、旧コーポレートサイトのアクセス解析を丁寧に行っていただいたのが印象的でした。サイト内のどこがコンバージョンポイントになっているかを分析していただき、問い合わせに繋げるための導線設計をご提案いただきました。
私自身、これまでにアクセス解析を行ったことはありましたが、専門的な知識がなく、詳しく分析できてはいませんでした。流入が最も多いページはどこか、そのページがどれだけの効果を発揮しているか、といったことは把握できていなかったんです。
セッション数が多いページであっても、内容が充実していないため、コンバージョンに繋がっておらず、SEO対策も不十分であるというご指摘をいただきました。最終的にセッション数の多いページのコンテンツを充実させ、SEOキーワードを盛り込むことでSEOの順位を上げることができました。SEOやコンテンツの強化によって、オーガニック流入がリニューアル前と比較し、約4倍に増加しました。ご提案頂いたページを徹底的にSEO対策したテキストで作成した成果だと考えています。
他社さんでは、このようなアクセス解析は特にありませんでした。ここまで考え抜かれた提案をいただけたのは、ラヴィゴットさんだけでした。
――実際にコーポレートサイトを拝見しましたが、トップページが“男湯・女湯ののれん”のようになっていてわかりやすいですね。
そうなんです。弊社には企業様だけでなく、保護者様や学校関係者様といった複数のステークホルダーがいらっしゃいます。Webサイトの中では対企業と、対保護者・学校関係者の2つに完全に分け、それぞれターゲットを明確にしたコンテンツづくりをしていただきました。サイトを訪問した方が迷うことなく必要な情報にたどり着けるように、トップページは一目でどこを見ればいいかわかるようなデザインを提案していただきました。
また、お問い合わせバナーなどを常に表示して、ユーザーを誘導するといったご提案もしていただきました。
このように、課題に対してサイト内分析を行ったうえで改善施策をご提案いただけたことと、こちらの希望する納期や予算に応えてくださったことが決め手になりました。
コーポレートサイトのリニューアル以降、月間資料ダウンロード数が0件から30件に増加。
――お問い合わせ数に変化はありましたか?
お問い合わせ数はかなり伸びています。また、お問い合わせだけでなく、資料のダウンロードや、セミナーの申し込みも増えました。旧コーポレートサイトでは資料をダウンロードさせる導線がなく、月間での資料ダウンロード数はほぼ0。それに対してリニューアル以降は、月間ダウンロード数が平均30件ほどになりました。
さらに、1人のお客様がセミナーにも参加し、資料もダウンロードするといった行動パターンもみられるようになりました。
――課題となっていたコンバージョン率は改善されましたか?
先日振り返りをしましたところ、コーポレートサイトのリニューアル前と比較してかなり改善されました。セッション数自体もグンと増加しました。セッション数に対してコンバージョン数もきちんとついてきている状態です。
新規顧客の獲得と既存顧客の深耕、どちらも絶対に譲らないWebサイトに。
――企業以外のお問い合わせも増えたそうですね。
以前は企業様以外のお問い合わせはほとんどありませんでした。コーポレートサイトをリニューアルしてから、一番大きく変化したのは、学校関係者様からのお問い合わせが増えたということです。今回新たに学校向けのコンテンツを追加したことで、そのページを見てお問い合わせをいただくことが増えました。高校に出向いて授業をするという実績紹介ページを追加したところ、学校関係者の方からうちでもやってもらえないかといった問い合わせをいただくようになりました。また、そのページを見た都道府県の方からお問い合わせをいただくこともあります。私たちがこれまでやってきたことを発信する場所を作っていただいたことで、これまでになかったお問い合わせをいただけるようになりました。
――新コーポレートサイトはジンジブ様のファンづくりにも寄与しているそうですね。
そうですね。弊社を応援してくださっている学校さんがありまして。その学校さんに実績紹介ページに出ていただいたりしています。企業の方にも採用実績の紹介ページに出ていただいております。そのようなやり取りの中で普段聞けないようなお話が聞けるので、実績を送っていただくことは信頼関係の構築に繋がっていると感じます。これまではface to faceのコミュニケーションばかりでしたが、コーポレートサイトのリニューアル以降は、コンテンツを介したコミュニケーションがとれるようになりました。協力していただいた学校さんや企業の方々には大変感謝しておりますが、逆に「ありがとう」というお言葉をいただくこともあり、非常に嬉しく思います。
多方面で好評の新コーポレートサイト。一番喜んでくれたのは社員でした。
――リニューアルしたコーポレートサイト。社内でのリアクションはいかがでしたか?
社内での評判はとても良かったです。これまでのコーポレートサイトに納得のいっていないメンバーが多かったので、リニューアル後には「かっこいい!」「オシャレ!」「イケてるサイトをつくってくれてありがとう!」など、嬉しい言葉をたくさんもらいました。一番喜んでいたのは社内のメンバーでしたね。笑
全員が納得できるコーポレートサイトになりました。こだわって作っていただいたおかげです!
また、営業活動においても実績を紹介する際にはコーポレートサイトを活用しているようです。
納品後のWebサイト運用についても、CMSを導入していただいたので助かっています。
セミナー情報や、事例紹介ページなど、各担当者がスムーズに、最新の情報をお届けすることができています。見た目がかっこいいだけでなく、二重三重と活用できるコーポレートサイトを作っていただけました。
Webサイト制作に対する先入観を覆すようなスピード感。
――約2ヶ月というタイトなスケジュールの中で、スピード感はいかがでしたか?
スピード感には驚きました。やり取りは基本的にチャットツールを通して行なっていました。私自身チャットツールだけで仕事をし切るという経験がはじめてでした。普段は広報を担当しているので、コミュニケーションツールは基本的に電話かメールです。チャットツールだけで仕事を通すというのは当初は不安でしたが、ラヴィゴットさんはレスポンスも速く助かりました。また、こちらから催促する前に、細かくスケジュール管理やタスク管理をしていただいたおかげで、非常にスムーズに進みました。
こちらのイメージとして、Webサイト制作というのはスケジュールを決めても少しずつズレていき、納期が延びてしまうものだという先入観がありました。実際には全くそんなことはなく、むしろ決められたスケジュールより前倒しで進行していました。というのも、21卒の採用時期に必ず間に合わせたいという希望があったんです。こちらの希望する納期にしっかりと合わせていただけたのがとても良かったです。
予算に関しても、こちらの希望する予算に合わせていただきました。社内でも通しやすい予算を提示していただけたので、そこでもスムーズに進めることができました。
ジンジブにとって、ラヴィゴットとは「ゴールまでの道筋を立て、先導してくれる存在」
Webサイト制作の過程で、Webについての知識があまりない私が「こうしたい!」と発言したこと対して、「コンバージョンを上げるならもっとこうした方がいい」と別の案を出してくださったことを思い出します。こちらが希望したゴールへ向かうための道筋をしっかりと立ててくださいました。進行やデザイン、機能やコンテンツなどすべてにおいて、常にゴールに導くための提案をしていただきました。しっかりと理由を示して進めていただけたので、納得のいく成果物ができました。
――今後のラヴィゴットに期待することはありますか?
私のように初めてWebサイト制作に携わる担当者や、Webに詳しくない担当者に寄り添いながら引っ張って行ってくださる会社って限られているのかなと感じています。今後もラヴィゴットさんらしく多くの企業をリードして、素敵なWebサイトを増やしていっていただきたいなと思います。
また、当社としてもまだまだWebサイトは完成したと思っておりません。Webサイトは作ってからがスタートですので、これからも有益なコンテンツを生み出していきたいと考えております。Webサイト増築の際は是非またお力を貸していただければと思います。
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