“名刺代わりのLP”で既存顧客への認知と信頼を広げる、集客だけではないLP活用事例
八ヶ岳リフォーム株式会社様

――八ヶ岳リフォームについて教えてください
八ヶ岳リフォームは、山梨県を拠点にリフォームやリノベーションを中心とした工事を行っています。
地域に密着し、「困ったときにすぐ相談できる、地元の頼れるお兄さんのような存在」であることを大切にしています。
基本的に私ひとりでお客様対応から施工管理まで行っており、協力してくれる大工さんや電気屋さんと一緒にチームを組んで動いています。
おかげさまで長くお付き合いいただいているお客様が多く、新規集客を特に意識しなくても仕事が続いている状況でした。ですので、正直なところ、Webサイトをわざわざ作る必要はないと思っていたんです。
「新規集客は不要」だったからこそ生まれたLP制作のきっかけ
――今回LP制作を依頼された背景を教えてください。
新しいお客様をWebで集めるというより、今までお世話になっているお客様との信頼関係を大切にしたい、それが私の考えでした。
ですが、お客様との会話の中で「そんなこともできるんだ」「これもお願いできるんですか?」と驚かれることが増えてきたんです。弊社のサービス内容を100%伝えきれていないのかもしれないと感じました。
お客様に喜んでいただくことはできていても、弊社で対応できる幅の広さや考え方までは伝わりきっていなかったことがわかり、きちんと知ってもらうきっかけを作りたいと思うようになりました。
「名刺代わりのLP」という提案に納得した理由
そんなとき、ラヴィゴットさんから「大きなWebサイトを作るのではなく、名刺代わりのLPを作りましょう」という提案をいただきました。
最初は「LPって、広告とか集客用のものじゃないの?」と思いました。でも、話を聞くううちに「なるほど、それなら弊社にも合いそうだな」と納得しました。
弊社は社員が多いわけではなく、私自身が中心になって動いている小規模なリフォーム店です。Webサイトを一から作るほどではないけど、お客様に弊社のことを知ってもらうきっかけになる。まさにちょうどいいサイズ感だと思い、「名刺代わりのLP」という提案に納得しました。
実際にラヴィゴットさんのこれまでの制作実績を見たときも、キャッチーで可愛らしく、温かみがあるデザインのLPに惹かれました。名刺にQRコードを載せて、そこからページを見てもらえたらいいな、とすぐにイメージが湧きましたね。
想像以上の仕上がりでお客様にも「八ヶ岳らしいね」と好評
――完成したLPを見て、どんな感想を持たれましたか?
完成したLPを見たとき、最初に思ったのは「予想以上のものを作ってくれたな」ということでした。
お客様にも「八ヶ岳リフォームっぽくていいね」「温かみがあって雰囲気がすごく合っているね」と言ってもらえました。色使いや山のライン、建物のモチーフなど、全体のデザインが柔らかくて優しい印象です。他のリフォーム会社さんにはない、八ヶ岳らしいあたたかさが出ていると思いました。
もともと「お客様と業者」というより、「気軽に相談できる地元のお兄さん」みたいな雰囲気を出したいと話していたんですが、その空気感をしっかり汲み取って形にしてもらえたのが嬉しかったです。
ざっくりしたイメージを、きちんと形にしてくれた
――制作段階で印象に残ったことは何でしたか?
制作の過程で印象に残っているのは、こちらのぼんやりとした要望を、丁寧に形にしてくれたことです。
正直、デザインや構成に関して具体的なイメージはあまり持っていなかったんです。「柔らかい感じ」「あたたかい感じ」といった抽象的な言葉でしか伝えられませんでしたが、最初に出してもらったワイヤーフレームの段階で「もうこれでいいんじゃないか」と思えるほど完成度が高かったので驚きました。自分の中の「なんとなく」をちゃんと整理してくれる、プロの力を実感しました。
LPをきっかけに再び仕事につながったお客様も
――LPをリリース後、どんな変化がありましたか?
LPを作ったあと、名刺の裏にQRコードを入れて、お客様に「こんなの作ったんですよ」とお渡しするようにしました。
すると、「見たよ!いい感じだね」と反応をいただけるようになって。中には、久しぶりにご連絡したお客様から「実はちょうど相談したいことがあって」と新しい仕事の話につながったこともありました。
LPを見て「そういえば八ヶ岳リフォームに頼めるんだったな」と思い出してもらえたのは、すごく嬉しかったですね。「集客を狙うためのLP」というより、「関係をもう一度動かすきっかけのLP」になったと感じています。

集客だけではなく、顧客との関係を深めるためのLP活用
――今回のLP制作を振り返ったご感想を教えてください。
今回LPを作ってみて、Webの使い方に対する考え方が変わりました。
Webというと、新しいお客様を増やすためのものというイメージがありましたが、実際にラヴィゴットさんにLP制作を頼んでみて感じたのは、「今のお客様との関係を深めるためにも使える」ということです。
名刺代わりのLPは、営業ツールというより「信頼を続けるためのツール」です。弊社のように、顔が見える関係性を大事にしている会社ほど、こういう形が合うんだと思います。
今後は施工事例を増やし、情報発信にも挑戦したい
――今後取り組んでみたいWeb施策はありますか?
今後は、LPに掲載しているリフォーム事例を少しずつ増やしていければいいなと考えています。新しいお客様を無理に増やすのではなく、今のお客様にもっと「こういうこともお願いできるんだ」と気づいてもらえるようにしていきたいです。
今回のLP制作を通じて、「伝えること自体が信頼になる」という実感を得ました。これからも、そんなWebの使い方をしていきたいですね。